今年は5/26に終了したハリラヤですが、今年は色々な規制もなくなりコロナ以前のような賑わいだったみたいです。
今年は、会社の人に”マルハバン”に誘われたので行ってみました。
詳しい事は良くわかりませんが、ジョホール州あたりでやってる行事みたいで、日本でいうところの正月の挨拶回りをはしごするみたいな感じでしょうか。
マレーシアの”マルハバン”は親戚を回ったり、友人宅を回ったりするそうで今回はみんな会社の人の家にお邪魔しました。
Baju Melayuを着てきてねという指定だったので、ちゃんと着用し、集合します。
7時集合でしたが、ぞろぞろと集まってきて始まったのは8時近くだったでしょうか。
そっからスタートです。
で、何をするかってのはもう決まっていて、まず家の中でマルハバンの歌をみんなで歌います。当然私は知りませんが、それっぽい感じで歌ってるような雰囲気だしてやり過ごします。歌ってなくても何も言われないでしょうけど。歌が終わるとお祈りが始まります。多分宗教的に偉い感じの人がお祈りをはじめ、ところどころ合いの手じゃないけど、周りの人が決まった声をかけていきます。
一通りお祈りが終わったら、後はご歓談タイムに突入し、ホストの方が準備しくれてた食事や飲み物を頂いて、自由に過ごします。ここらで花火をあげたり、爆竹ならしたりとお祭りっぽい感じで。
会社の近くは結構なKampungにあるので、パーム畑の真ん中だったりするので周りを気にせず騒げるのが良いところ。最後にはみんなで写真撮って1軒目は終了。
2軒目に移動します。基本的に最初っから最後までメンバーは一緒で、そのなかでホストになる人が変わってその人の家に行って歌ってお祈りした食事してというのを繰り返す感じです。
なので、食事は、サテやロティチャナイとかあんまり重くないものが多いですが、時々がっつりお食事系のところもあります。アイスやkuihなんかも。
日本人で参加する人は珍しいので(この日もマレー人30人に対し、日本人は私1人というか、友人の周りでは日本人が参加したのは初との事)、行く先々でlagi makan, lagi makanとどんどん食べろと勧めてくれますが、3軒目くらいでもう結構厳しい感じになります。
途中で怪しいもの飲まされたりもします。(これはKetomと言う葉っぱから作ったジュースらしいですがエナジードリンクと言ってました。確かに飲んだあと体が暑くなって汗が出るじ。右が原液、左が薄めてソーダで割ったもの)
この日は平日にもかかわらず、5軒はしごして終わったのは12時過ぎでしたので、寝るまでずっとお腹いっぱいの状態。いやぁ、ホント、マレーシアの人は元気。とはいえ、こういう機会もあまりないので面白かったですね。
私が参加した時は男性ばっかりだったのですが、女性のもあったり、家族のもあったりと色々バリエーションはあるみたいです。このマルハバンもやってるところが少なくなってきてるという事なので、今回参加できたのは良かったなぁと。
ちなみに、この日は平日だったので、5軒だけでしたが、休日だと朝から数十軒(友人はMax40軒と言っていた)回るみたいなんで、強靭な胃袋が必要かもしれません。ま、無理して食べる事は無いですけどねぇ。
そんなこんなで今年は全部で8軒ハリラヤ中にお招きいただき楽しく過ごさせてもらいました。
来年もまだマレーシアに居たらぜひまた参加したいかなと。Baju Melayuも新しいの買わないとなぁ。今度はJohor style(襟無しタイプ)にしようかなぁと。
今年はもう終わっちゃいましたが来年機会があったら参加してみて下さい。マレーシアの文化に触れられて楽しいと思いますよ。